定期テストは入試と違って範囲の決められたテストです。
しかもその範囲は「教科書」がメインです。
普段の授業をしっかりと受けて、教科書と授業のノート、そしてワークをしっかりと復習すれば、ほとんどの人が高得点を取れるはずなのですが、現実はそんなに甘くはありませんよね。
教科書やワークと全く同じ問題が出れば別ですが、さすがにそれではテストではなくなってしましますので、ある程度は応用的な問題も出題されていますよね。
「学校の授業をしっかり理解する」ここが全ての出発点ですが、ただ単に教科書の内容を理解させるだけでなく、その内容をしっかっりと使いこなせるようにしてあげなければ、高得点は望めないのです。
つまり、インプットだけでなく、十分なアウトプットの練習をさせていなかった私達の責任なのです。

勉強で言えば、｢質｣は学習内容の理解度、｢量｣は勉強時間です。
｢質｣が講師の力量や、本人の理解度によって左右されますが、
｢量｣は単純にお子さんの努力に尽きます。そして、この重要な｢勉強時間｣を確保してあげるのが私たちの仕事です。理解した内容について繰り返し繰り返し練習させ、どのような形で出題されても、すぐに対応できるくらいにお子さんに定着させて初めて、
「万全の状態で試験に送り出す｣ことになると考えております。

私たちの教室には、｢訓練の場｣「練習の場」としての自習室があります。多くの子供たちが、黙々と学校のワークや私たちの指示した課題をやっています。もちろん、単なる自習なのですが、わざわざ保護者の方が送迎してまで自習室に来る子もいます。
家でやるよりも、集中できることと、周りの子が頑張っている姿を見て、｢自分ももっとやらねば｣という気持ちにさせられるようです。
ひとりでやるよりも長時間の勉強ができるのです。

早くからの準備＝対策と長時間の反復練習によって、完璧に仕上げて中間テストに送り出します。